検電器の使い方について説明しますね。検電器は、電気が流れているかどうかを確認するための道具です。使い方は以下の通りです
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低圧検電器(ペンタイプが一般的)
- 検電したい箇所(ケーブルやコンセントなど)に検電器の先端を近づけます。
- 先端が赤く光ってブザー音が鳴れば通電していることを示します。
- 反応がなければ停電しているということです。
- 暗い場所での使用に便利なLEDライトが内蔵されているタイプもあります。
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高圧検電器:
- 使用前にヘルメット、高圧用絶縁ゴム手袋、高圧用絶縁ゴム長靴を着用します。
- 検電器にあるテストボタンを押して、正常に動作するか確認します。
- 検電器の握り部をしっかりと持ち、対象検電部に当てます。
- 音が鳴れば通電していることを示します。
検電器を使用する際の注意点:
- 検電器は毎日点検し、機能を確認します。
- 一線ごとに検電を行い、漏電がないようにします。
- 電池内蔵型の場合は電池の寿命に注意します。
- 交流回路には交流用、直流回路には直流用の検電器を使用します。
- 操作盤内など狭い部分での検電時には、検電器の金属部分で線間短絡を起こさないように注意します。
- 検電器は丁寧に取り扱い、衝撃を加えないようにします。
これらの基本的な使い方と注意点を守れば、検電器を安全に使用することができます。